歩行者天国が試行スタートした「一番街」=3日午前11時すぎ、川越市内
川越市の観光スポット「一番街」で3日、「歩行者天国」が試行スタートした。市のオーバーツーリズム対策の一環で、決められた時間帯に乗用車などの通行を禁止する。初日は大きな混乱もなく、観光客は蔵造りの町並みで、車両を気にせずに散策や買い物を楽しんだ。市は「こどもの日」の5日まで歩行者天国を実施し、周辺の交通状況や住民、店舗への影響の有無などを検証する。
歩行者天国が設定されたのは「札の辻」と「仲町」の両交差点の県道約400メートル。午前11時から午後5時にかけて乗用車やバイクをはじめ、自転車も乗った状態では通行できない。路線バスは別の道路を迂回(うかい)する。市は試行実施について、チラシや看板などで住民やドライバーらに周知してきた。
両交差点では3日午前11時を迎えると、「歩行者専用道路」を示す標識や「車両進入禁止」と記された看板が置かれた。観光客らは直後から、車両が通らなくなった道路を自由に歩き、両側に連なる店舗を訪ねたり寺社に向かったりしていた。
■にぎわい創出も
川崎市の公務員男性(53)は、前日の2日から続けて一番街を訪れた。「(前日は)車が混雑し歩く道幅も狭かったが、古き良き町並みを散策できる素晴らしい機会になった」と話す。
さいたま市西区の公務員男性(42)は、歩行者天国について事前に把握していたという。「日曜日などは常に行ってもいいのではないか」。男性の妻(46)は「一番街は観光客が車道に出て危なかったが、歩いている人たちも車を気にせずにいる」と語った。
同級生と一番街を訪れた川越市の女子高校生は「歩行者天国になることは知らなかった」とした上で「車を気にせず楽だ。平日は無理かもしれないが、週末に行ってくれると来やすい」と求めた。
周辺で飲食店舗を運営する40代男性は「安全面を考えても歩行者天国にする意味はある。にぎわいの創出にもつながるのではないか」と語った。
■11月にも実施
一番街は蔵造りの建造物が立ち並び、国内外の観光客でにぎわう。一方で乗用車や複数のバス路線が往来し、人と車両に危ない状態となっている。市が2024年に周辺住民に行ったアンケートでは、現在の一番街の交通状況について約85%が「危険」「やや危険」と回答した。
市は試行期間中、観光客に歩行者天国に関するアンケートを実施するほか、今後は住民や店舗に向けてもアンケートを行う。歩行者天国は11月1~3日にも設け、周辺道路や生活への影響の有無を検証するとしている。
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